Xamarinについて
2016/5課会資料
Xamarinについて
Xamarin(ざまりん)とは
.NETを利用してiOSやAndroidアプリが作成できるツールやフレームワークなどの総称および開発会社名。
もともとWindows以外のプラットフォーム上で.NETを動作させるMonoプロジェクトから始まり、それをiOSやAndroidに対応させたもの。
2013年にMicrosoftとパートナー提携を結び、VisualStudio2013との統合などを行ったが、ライセンス料が高額であまり普及していなかった。(年間約25万/人)
しかし、その後Xamarin社がMicrosoftに買収され、OSSとなりライセンス料が無料になった。
特徴
・WindowsでVisualStudioを利用して、C#などでiOSやAndroidのネイティブアプリの作成が可能。iOSのエミュレータもあり(Windows10専用)
(Mac上ではVisualStudioが動作しないため、独自のXamarinStudioを利用する)
・Microsoft社製のため、将来性も十分。
・.NET Coreのソースも一部採用しているため信頼性も高い。
・iOS/AndroidでUIを共通化するXamarin.Forms
欠点
・マルチプラットフォーム開発が可能だが、UIなどについては元のライブラリのラッパクラスでアクセスするため、各プラットフォーム毎の知識は必要。(逆にその分プラットフォーム毎の機能を十分活用できる)